日本人最速が右膝を直撃したオリックス・森に心配の声「大丈夫?」WBCを引き合いに「コアラのマーチで…」

 7回、死球を受け倒れる森(撮影・石井剣太郎)
 7回、森は佐々木朗から死球を受けベンチに向かう(撮影・山口登)
 7回、佐々木朗から死球を受ける森(撮影・山口登)
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 「オリックス3-4ロッテ」(28日、京セラドーム大阪)

 七回に京セラドームが騒然となるシーンがあった。2死二塁から森友哉捕手が佐々木朗希投手が投じた日本人最速タイとなる165キロを右膝に受け、打席に倒れ込んだ。

 激痛に表情をゆがめ、そのまま動けなかった森。打席付近にはオリックスの首脳陣やスタッフが集まり、担架も運び込まれた。それでも肩を担がれながら自力歩行でベンチに退き治療を受けた後、一塁ベースへ。プレー続行となるとスタンドからは大きな拍手が降り注ぎ、心配そうに見つめていた佐々木朗も表情を切り替え、続く杉本を空振り三振に仕留めた。

 これにはツイッターでも森友哉がトレンド入りし「大丈夫?」「無事でいて」と心配する声に加え、ロッテファンと見られるユーザーからは「ごめんなさい」「コアラのマーチで…」と佐々木朗が3月のWBCでチェコ代表に死球を当てた際、お菓子を持って謝罪に行ったエピソードを持ち出すつぶやきも複数あった。

 森はその後もマスクをかぶり、延長十回の最終打席は三振に倒れた。

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