仙台育英野球部が東北運動記者会スポーツ大賞に 夏の甲子園V 「白河の関」越えが話題に
東北運動記者会は1日付で「第21回東北運動記者会スポーツ大賞」に、仙台育英高硬式野球部を選出した。同校は昨夏の全国高等学校野球選手権大会で初優勝。東北勢が頂点に立ったのは春夏通じて初めてで、甲子園大会の優勝旗が初めて「白河の関」を越えたとして話題となった。
チームを率いた須江航監督は「昨夏の優勝以降“おめでとう”より“ありがとう”のお言葉を東北6県の皆様から数え切れないほどいただきました。白河の関越えをご自身の人生、境遇、困難なことに阻まれる壁と重ねて感じておられた地域の皆様が、歴史が変わったこの優勝を、自分のことのように喜んでいただいたことは何よりもうれしく思っております」とコメント。
さらに「道のりは大変困難かと思いますが今夏、日本一の大優勝旗をチーム全員で返還し、再度の優勝に向けて生徒一人一人の成長を促しながら、大賞の栄誉に恥じることないように誠実に活動してまいります」と意気込んでいた。