高木豊氏が語る阪神の捕手事情 周囲の声が心配「梅ちゃんが打たないと使いにくい」「いろいろ言われる」

 元DeNAの高木豊氏が2日、自身のYouTubeチャンネルを更新。梅野隆太郎捕手と坂本誠志郎捕手がしのぎをけずる阪神の捕手部門を焦点に取り上げた。

 どちらが正捕手かという問いに「総合的な能力では梅ちゃん」とした上で「今年は坂本も打撃の状態が良いけど、総合的な能力ではね。リードは別として、身体的な強さも含めてね」と語った高木氏。「でもここまで打撃の状態が上がってこないとね」指摘したように、梅野は今季19試合の出場で打率・105と低迷する一方、坂本は打率・391と好調だ。

 加えて坂本がかぶった試合は7戦7勝で36イニング連続無失点中。それでも「俺は梅ちゃんが正捕手でいいと思う」と言い切った高木氏。「7対3の割合で梅野でいいんじゃないか。岡田監督も梅ちゃんでと思ってると思う」としつつ「梅ちゃんがもうちょっと打ってくれないと使いにくい。いろいろ言われる。スタンドから坂本使え~って」と人気球団ゆえの周囲の声を心配した。

 「梅野は打撃で期待されている部分もあると思うから。梅野もずっと試合に出たいと思っているなら、打たないと。本当はもっと勝負強いし、打てるはずだから。焦りもあるんだろうけどね」と高木氏。「双方で支えて行きながらね。坂本の7戦全勝も評価しているし。切磋琢磨していってほしい」と期待を込めていた。

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