滝川二が接戦を制し準決勝進出 今秋ドラフト候補の最速149キロ右腕・坂井がリードを守り抜く「春は必ず頂点を」
「春季高校野球兵庫大会・準々決勝、滝川二2-1神戸弘陵」(3日、明石トーカロ球場)
滝川二が神戸弘陵との接戦を制し、準決勝進出を決めた。今秋のドラフト候補の最速149キロ右腕・坂井陽翔投手(3年)は2番手で登板し、2回を投げて4安打1失点、3奪三振。力強い投球で1点を守り抜いた。
「4番・右翼」でスタメン出場した坂井はまずは、打者として勝負強さを発揮。初回2死二塁の場面で左中間を破る先制の適時二塁打を放った。
投げては2点リードの八回に登場。2死一、二塁のピンチで左前適時打を許して1点を失ったものの、後続を抑えて最少失点に防いだ。
試合後、坂井は「自分が出ていって、いきなり1点を取られるという甘さがあった。それはここからの課題なので、しっかり修正したい。春は必ず頂点とって、近畿大会では全員で暴れたい」と力を込めた。