巨人に大打撃 リーグトップ7本塁打の中田翔にアクシデント 激走で右太もも負傷か 球場騒然 自力で歩けず肩かり交代 原監督呆然

 2回、中田翔は左線に安打を放ち、二塁ベースはるか手前で座り込むようにスライディングに入る(撮影・佐藤厚)
 2回、中田翔は左線に安打を放ち、二塁ベースはるか手前で座り込むようにスライディングに入る(撮影・佐藤厚)
 2回、中田翔は左線に二塁打を放つが足を負傷、阿部ヘッドコーチ(左)に支えられながらベンチに戻る(撮影・佐藤厚)
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 「巨人-ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 巨人の中田翔内野手が走塁中に右足太もも付近のアクシデントに見舞われた。自力で歩くことができず、両肩を抱えられながらグラウンドを後にした。そのまま負傷交代となった。

 0-0の二回1死から1打席目を迎えた中田は左翼への二塁打を放つも、走塁時に何かしらの異常があり、二塁には倒れ込むようにしてヘッドスライディングで滑り込んだ。手招きしながら、トレーナーを呼ぶと、阿部ヘッドとトレーナーに両肩を抱えられ、スタンドからは悲鳴とどよめきが巻き起こった。代走にはオコエが起用された。

 中田は試合前までで打率・294、リーグトップの7本塁打を放つなど、打線の中軸として存在感を発揮していた。このヒットで8試合連続安打だった。

 ベンチの原監督も腕を組みながら、呆然と中田の姿を見つめていた。

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