楽天のドラ1荘司 6回3安打1失点好投もプロ初星またお預け 石井監督「松井までが苦しい」
「日本ハム3-2楽天」(7日、エスコンフィールド)
課題が露呈する逆転負けで、楽天が1日で最下位に逆戻りした。
楽天のドラフト1位・荘司康誠投手(立大)は6回3安打1失点でプロ初勝利の権利を持って降板した。しかし、降板直後の七回に鈴木翔が同点ソロを被弾してしまう。
さらに九回は宮森がサヨナラ打を浴びた。今季は17敗のうち、リリーフ陣だけで7敗を喫している。石井監督は「松井(裕)につなぐまでが苦しい」と9試合で防御率0・00の守護神につなげない現状に厳しい表情を見せた。
荘司は前回4月30日・西武戦でも5回2失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれて白星を逃している。好投を続ける新人右腕に次回こそ勝ち星をもたらしたい。