日本ハム鮮やか逆転勝ちで両リーグ最速20敗は回避 マルティネス、アルカンタラ初アベック連弾で逆転 江越は7年ぶりマルチ
「ソフトバンク3-6日本ハム」(10日、ペイペイドーム)
日本ハムが快勝で、借金を5に減らし、両リーグ最速の20敗目は回避した。ペイペイドームでは昨年8月から5連敗中だったが、連敗を止めた。
両外国人初のアベック弾で鮮やかな逆転勝ちだった。
1点を追う六回、2死から福田光が移籍初安打で出塁すると、マルティネスがバックスクリーンに逆転弾。続くアルカンタラが2者連続となる1発を右翼席中段に運んだ。
日本ハムは二回に野村の万波と並ぶチームトップタイとなる5号ソロで先制。三回以降も江越の7年ぶりマルチ安打などでチャンスを作りながら追加点を奪えなかった。悪い流れを両外国人の連弾で振り払った。八回には福田光の適時二塁打などで2点を追加した。
先発鈴木は三回まで無安打に抑えながら、1点リードの四回、柳田の適時二塁打、柳町の適時打で逆転を許した。今季自責点がついたのは初めて。五回1死二塁のピンチを作って降板した。
この場面で登板したのが移籍初登板となる左腕・斎藤綱。中村晃を左飛に、川瀬を三飛に抑えて切り抜け、うれしい移籍初勝利となった。