日本ハムが上昇気配 鷹を鮮やか逆転勝ちで直近10戦で7勝 新庄監督「逆転してくれるチームになった」
「ソフトバンク3-6日本ハム」(10日、ペイペイドーム)
日本ハムが鮮やか逆転勝ちで、借金を5に減らし、両リーグ最速の20敗目は回避した。ペイペイドームでは昨年8月から5連敗中だったが、連敗を止めた。直近10試合で7勝と流れにのってきている。
試合後、新庄監督は5回途中2失点で降板した先発の鈴木について「鈴木くんはゲームを作ってくれたんですけど、中5日で回したいのでスパンと代わってもらって。最初、中2日でいけないかと言ったんだけど」と、笑いながら明かした。
後続を抑え、プロ初勝利をマークした斎藤綱については「宮西くんが2人いるような感じ。目標とする選手が同じチームにいて、1勝とれたのは自信になると思うし、結構最近逆転してくれるチームになったので、中継ぎの投手にも1勝が転がってくる」と、うなずいた。
この日、松本剛が欠場するなど主力を欠く中でも、3本塁打を放った打線についても「野村君もうまく打ったね。最近力が抜けて、いいポイントで捉えられている。グワチョ(マルティネス)に関しては前の2打席よくなかったけど、修正して、完璧な当たり。その流れでメンディー(アルカンタラ)も打った」と、納得顔。7年ぶりのマルチ安打となった江越については「(試合前に)3三振まではOK。4はアカンぞと言っておいた。とにかく守れと。そういう声掛けの方が彼には合ってるんかな」と笑った。