巨人 大勢がまさか…1点リードの九回に救援失敗 ガックリ肩を落としベンチでうつむく 延長十回に大量6失点
「巨人4-9広島」(12日、東京ドーム)
巨人の大勢投手が1点リードの九回から登板。だが1死二塁から松山に左前適時打を浴び、同点に追いつかれた。
1死から韮沢に二塁打を浴び、続く松山に左前へポトリと落とされた大勢。これで同点に追いつかれると、自身のけん制悪送球で1死三塁と勝ち越しのピンチを招いた。
それでも後続を打ち取り、最少失点で切り抜けた右腕。それでもベンチに戻るとガックリと肩を落とし、うつむいていた。
5月に入り注目されていた「魔の八回」はベテランの高梨が乗り切って無失点。直後に岡本和の適時打で1点を勝ち越し、盤石のはずだったが…守護神のまさかの背信で試合は延長戦に突入。延長十回に菊地が坂倉に勝ち越しの適時打を浴び、さらに満塁から矢野に押し出し四球を与えてしまった。
ここでロペスに代わったが菊池に満塁弾を被弾。大量6失点に原監督は厳しい表情を浮かべ、ベンチも静まりかえった。これでチームは連勝ストップ。勢いをかき消すようなゲームになってしまった。