今季初の引き分けの楽天・石井監督「リリーフのみんなが頑張ってくれた」とゼロリレーの中継ぎたたえる

 西武と引き分け、西口(右)らとタッチを交わす田中将(中央)=撮影・西岡正
 8回、右翼線に同点二塁打を放つ炭谷(撮影・西岡正)
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 「西武4-4楽天」(12日、ベルーナドーム)

 楽天は延長十二回に及ぶ熱戦で今季初の引き分けとなった。試合後、石井一久監督は「リリーフのみんなが頑張ってくれた。それに尽きる」と六回から十二回までゼロを並べた7人の中継ぎ投手を評価した。

 先発の田中将が5回4失点と苦しんだ中で、六回から踏ん張ったブルペン陣。「しびれる場面で向かっていってくれた」。終盤打線も奮起し、何とか追いつき、引き分けに持ち込んだ。

 一方で指揮官は先発として、早々にマウンドを降りた田中将については「体のキレも球のキレも悪かった」と苦言。右腕は「後ろにもチームにも迷惑をかけた。仕切り直します」と語った。

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