日本ハム・江越がお立ち台で爆笑誘う 2戦連発に「僕もたまには打つ」新ユニは「僕が一番似合ってた」
「日本ハム5-0ロッテ」(13日、エスコンフィールド)
日本ハムが快勝。スタメン出場した江越が三回、2試合連続となる2号3ランを放ち、打のヒーローとなった。
この回、2死からマルティネス、福田、上川畑の3連打で2点を先制。さらに江越が一、三塁で打席に立った。1ボールから2球目、ロッテ先発・森の134キロスライダーをフルスイング。「打ったのはスライダー。前の(上川畑)大悟がランナーをかえしてくれたので、気楽にいけました」と、強烈な打球は左中間スタンド最深部に突き刺さった。江越は打った直後、バット投げを見せ、すぐにガッツポーズを作った。
11日のソフトバンク戦では、18年5月11日の広島戦(マツダ)以来、1826日ぶりに本塁打を放った。2戦連発にスタンドも大歓声。お祭り騒ぎとなり、ベンチの新庄監督も大喜びだった。
お立ち台では「僕もたまには打つ。きょうきたファンの方はラッキーだった」とニヤリ。襟付きの新ユニホームについては「僕が一番似合っていたんじゃないかな」とうなずき、ファンの爆笑を誘った。
江越は新庄監督がその潜在能力を高く評価し、昨オフに阪神から移籍。試合前の時点で打率・174ながら、走攻守で存在感を発揮し、すでに昨季を上回る26試合に出場している。「あくまで僕は守備の人間。なんとか守備で貢献できるようにやっていきたい」と意気込んだ。
◆江越の連発…2戦連発は3戦連発した阪神時代の16年4月7、8、9日以来。シーズン複数本塁打は7本マークした阪神時代の16年以来、7年ぶり。