巨人が12回大逆転サヨナラ勝ち!凡ミスのブリンソンV打 “魔の延長”連敗7で止める 2戦連続セーブ失敗の大勢を救う

 12回、中越えにサヨナラ打を放ったブリンソン(撮影・佐々木彰尚)
 12回、2点のリードを守れずサヨナラ打を浴びた松本はうなだれながらベンチへ戻る(撮影・田中太一)
 12回、中越えにサヨナラ打を放ち祝福されるブリンソン(撮影・佐々木彰尚)
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 「巨人5-4広島」(13日、東京ドーム)

 巨人が十二回、3点を奪って劇的な大逆転サヨナラ勝ち。借金3とした。

 2点を勝ち越された直後の十二回は無死満塁。大城の犠飛で1点差とし、秋広の適時打で追いついた。さらに2死満塁でブリンソンが左中間へはじき返し、試合を決めた。

 九回表は守護神・大勢がまさかの2戦連続セーブ失敗。前日に続き、1点リードを守れず同点に追いつかれた。

 十回の攻撃では2死二塁。中山の一ゴロがセーフ判定となる間に二走・重信が生還し、サヨナラ勝利かと思われた。だが、広島のリクエストで判定がアウトに一転。“幻のサヨナラ”となり、十一回に突入した。

 十一回の攻撃ではブリンソンがけん制に誘い出される凡ミス。十二回は申告敬遠直後に、高梨が押し出し死球を与えるなど、攻守に精彩を欠いていたが、最後に執念を発揮した。

 巨人は延長戦では昨年7月10日、DeNA戦から2分けを挟んで7連敗中だったが、ようやく競り勝った。

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