中日 村上に2被弾で連勝ならず 今季ワーストタイの借金8 ドラ1・仲地、初先発もまさかの1回20球で降板

 2回、村松の中前打で二走・木下が三塁でアウトになる(撮影・金田祐二)
 3回、けん制で誘い出され二塁でアウトとなり、がっくりの岡林(撮影・金田祐二)
 ベンチで渋い表情の立浪監督(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト4-1中日」(13日、神宮球場)

 中日はヤクルトを上回る9安打を放ちながらも細川の本塁打による1点に抑えられ、連勝を逃した。借金は今季ワーストに並ぶ8に膨らんだ。

 ドラフト1位・仲地礼亜投手(沖縄大)がプロ初登板初先発。初回、先頭の山崎に150キロの速球を中前にはじき返された。青木、サンタナを連続三振に仕留めたものの、4番の村上に左中間スタンドへ先制2ランを浴びた。

 二回2死一塁の打席で、立浪監督は仲地に代えて代打・伊藤を送り、わずか20球で初マウンドを降りることになった。

 二回以降は橋本、勝野、清水、藤嶋の小刻みな継投でヤクルト打線の追加点を阻んだが、八回にマウンドに上がった福が無死一塁から、村上にこの日2本目となる6号2ランを浴びた。

 打線は、初回2死一、二塁、二回1死二塁、七回2死満塁と再三、好機をつかむもあと一本が出ず、細川の移籍後初アーチで完封を免れるのがやっとだった。

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