中日ドラ2の村松 球団64年ぶりの新人グランドスラム プロ初本塁打が満塁弾は球団史上初

 8回、村松が右中間に満塁本塁打を放つ
 8回、村松が右中間に満塁本塁打を放つ
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 「ヤクルト-中日」(14日、神宮球場)

 中日ドラフト2位の村松開人内野手(明大)が八回無死満塁から、右中間席にプロ初本塁打となる1号グランドスラムをたたき込んだ。

 プロ通算52打席目に飛び出した記念の一発。6点差から一気に2点に詰め寄った一撃を「めちゃくちゃうれしいですが、気を引き締めて頑張ります」と初々しく話したルーキー。

 中日の新人で満塁本塁打を放ったのは、1959年の江藤慎一以来、64年ぶりだが、プロ初本塁打が満塁弾だったのは球団史上初。八回裏の守備に就いた際には、左翼席からの「村松コール」に帽子を取って応えていた。

 セ新人選手の満塁弾は広島・末包が22年5月8日・DeNA戦で打って以来で、セ新人選手のプロ1号が満塁弾だったのは、12年9月27日・ヤクルト戦の阪神・伊藤隼太以来。

 ただ、村松は直後の守備で代打・西田の遊ゴロをはじいて自身2個目、チームこの日4個目の失策を犯すと、福が山崎に左前適時打を浴びて、ビハインドを3点差に広げられた。

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