11球団25人のスカウトの前で熱投 専大・西舘が3安打完封 ヤクルト・小川GM「上位もあり得る」

 「東都大学野球2部、専大4-0東洋大」(16日、等々力球場)

 専大が先勝した。今秋ドラフト候補に挙がる西舘昂汰投手(4年・筑陽学園)が東洋打線を3安打に抑え今季初完封。快投で勝利に導き、「完封したいと思っていて、それが実現できたのは自信になる」と納得の表情を浮かべた。

 自己最速タイの152キロをマークした直球と変化球で東洋打線を料理した。初回、失策が絡んで2死二、三塁のピンチを背負ったが、5番打者を空振り三振に打ち取った。二回以降は立て直し、三塁を踏ませず。九回2死で最後の打者を148キロ直球で空振り三振を奪うなど、球威は衰えなかった。

 東洋大のドラフト1位候補・細野との対戦とだけあって、バックネット裏には11球団25人のスカウトが集結。ヤクルト・小川GMは「馬力があって、尻上がりに安定して投げられていた。上位(指名)もあり得る」と高評価した。

 西舘は「注目される選手との試合は僕も注目される可能性があると思うので、そういう試合でアピールすることがプロにつながるのかなと思っている。力のあるチームを抑えると自分の自信にもなるし、進路もよくなってくると思うので、プロに行きたいという気持ちを持って取り組んでいきたい」とさらなるアピールを誓った。

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