東映(現日本ハム)一筋18年の毒島さん死去 引退後は西武などでコーチやスカウトを歴任
東映(現日本ハム)で俊足の外野手として活躍した毒島章一(ぶすじま・しょういち)さんが14日午後9時35分、前立腺がんのため東京都武蔵野市の病院で死去した。87歳。群馬県出身。葬儀・告別式は20日午後1時から東京都杉並区高井戸西2の8の1、富士見ケ丘駅前ホールで。喪主は長男大輔(だいすけ)氏。
桐生から1954年にプロ入りし、東映一筋で18年間プレー。通算106三塁打は歴代2位。61~62年には900打席連続併殺打なしのプロ野球記録を樹立し、2001年に広島の金本知憲に抜かれたが現在もパ・リーグ記録。通算成績は1977安打、122本塁打、688打点、191盗塁。引退後は西武などでコーチやスカウトを歴任した。