DeNA6連敗 バウアー2回7失点で来日最短KO 「非常に非常に不運な部分がある」
「DeNA5-7広島」(16日、横浜スタジアム)
日本球界の壁に、またしてもはね返された。DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が2回8安打7失点と打ち込まれ、来日最短KO。試合後には言葉に詰まりながらも「不運」を強調。悪夢の6連敗と負の連鎖を止められず、3位・広島とゲーム差が0・5に縮まった。
どの球種も痛烈に捉えられた。初回には西川に2ランを被弾するなど、一挙4失点。二回にも1死三塁から、牧の野選で追加点を与え、その後は秋山、マクブルームに連続適時打を浴び、7失点と役割を果たせなかった。
防御率は8・40まで悪化。最速で157キロを計測するなど、速球に力強さはあった。それでも痛打される現実に、「非常に非常に不運な部分がある。2ストライクからのヒットが7本。7割近い打率にもなっているので、それが続くといい結果になるのも難しい」と唇をかみしめた。
三浦監督も「しっかり捉えられていた。何かあるんでしょう。今後の対策を考えないといけない」と表情は厳しい。まずは連敗ストップへ。一丸で不運を幸運に変えるしかない。