DeNA 打線奮起で逆転劇 牧が今季初1試合2発 ソトも続いた!連敗6でストップ
「DeNA7-4広島」(17日、横浜スタジアム)
4番の二振りで大脱出だ。DeNA・牧秀悟内野手が1点を追う八回1死一、三塁で広島の九里から右中間へ8号逆転3ラン。初回1死一塁でも中越えに7号2ランを放ち今季初の2発で5打点。DeNAの連敗を「6」で止めた。
リーグトップの25打点。「2本ともチャンスに打てて良かった。何とかチームの勝ちにつなげられてよかった。苦しい戦いの中、逆転勝ちできてうれしい」と安どした。
9日にバウアーが巨人戦(新潟)で6回7失点して始まった連敗。16日に再び広島戦(横浜)で2回7失点し6連敗に。4月23日から守っていた首位も陥落した。
「負け方がよくなかったので何とかしたかった。逆方向に強い打球が打ててよかった」。2発はセンターから右方向だった。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表で村上ら強打者に囲まれ過ごして帰国。引っ張った打球が多くなり、ここまでの6発は全て左越え。右への長打は本来の自分を取り戻した証しだ。
特に2本目の逆転弾は「4番の仕事をするにはここしなかいなと思って強い気持ちで打席に立ちました」とWBCの緊張感ある試合で培った強いメンタルが生きた。三浦監督は「4番の仕事を十二分にしてくれた」と褒めたたえた。