ソフトバンク・今宮、中西太さんに感謝「身振り手振りでガンガン教えられた」 千金の2点適時打で勝利に貢献

ヒーローインタビューを終え、ポーズをとるソフトバンクの今宮(左)と甲斐=ペイペイドーム
2回ソフトバンク1死二、三塁、今宮が中前に2点打を放つ=ペイペイドーム
西武に勝利しタッチするソフトバンクナイン=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク5-4西武」(19日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは2-2の二回、甲斐のタイムリーで勝ち越した後に、さらに今宮が2点適時打を放ってリードを広げた。結果的にここで突き放したことが勝利に結びついた。

 今宮は2戦連続で2打点をマーク。打率は現在2割4分台だが、「はるかに3、4月より状態がよくなっている。今日はあの場面で1本打ててよかった」と復調に手ごたえを感じている。

 若き日のキャンプでは、今月11日に亡くなった中西太さんに熱血指導を受けたことがあった。中西さんは11年秋、12年の春と秋のキャンプでソフトバンクの臨時コーチを務めた。

 今宮が1軍に定着したのは12年シーズンから。「身振り手振りでガンガン教えられた。見た目はおじいちゃんだったけど、こんなに体が動くのかと思ったのははっきり覚えています」。コンパクトに切れ良くバットを振ることを特に指導されたという。「今、改めて思い出しました。ありがとうございます」と感謝の思いを口にした。

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