昨季の“遺恨”も影響か?DeNA-ヤクルトの乱闘騒ぎにファン「怒るのは当然」今季ヤクルトの死球数はリーグ最多

 7回、死球を受けて倒れ込む佐野(撮影・西岡正)
7回、死球を受ける宮崎(撮影・西岡正)
7回、宮崎の死球でマウンド付近に集まる両軍の選手
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 「DeNA5-3ヤクルト」(20日、横浜スタジアム)

 DeNA・宮崎の死球を巡り、一触即発の乱闘騒ぎが起こった。両軍に警告試合が宣告された。

 この日、DeNAは六回に牧、七回には宮崎だけでなく、佐野も当てられていた。主力だけで3死球。宮崎の死球は小沢の抜けた変化球だったが、DeNAの怒りが爆発した格好となった。

 両球団の間には、“遺恨”が残っていた可能性もある。昨年9月12日の対戦で村上が死球を受けると、直後の八回に佐野に対して内角球が続き、両軍ベンチから怒号が飛び交った。この日、ヤクルトベンチから森岡コーチが飛び出してくると、DeNA側が反応する様子もあった。

 今季、ヤクルトは投手陣が不調に陥っている影響もあるが、リーグトップの19死球。そのうち巨人に8、DeNAに7つと特に多い。一方、DeNAは両リーグ最少の8死球で、ヤクルトには3つを与えている。

 ネットでは「主力3人が当てられたんじゃ、DeNAファンが怒るのは当然」、「去年村上に一回当てられただけでものすごくキレていた」、「スワローズファンですが今年は特に死球が多い気がする」、「なぜヤクルトサイドが詰め寄るのか分からない」などの声も上がっている。

 プロ野球では過去、シーズンを通じて“遺恨”が尾を引くこともあり、今後の戦いにも注目が集まる。

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