慶応が初戦敗退 清原勝児は代打で三ゴロ 最後の夏へ「スタメンで出て甲子園で優勝」 高校野球関東大会

 代打で出場し、三ゴロに倒れた慶応・清原勝児
 試合終了のあいさつに向かう慶応・清原勝児
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 「春季高校野球関東大会・2回戦、木更津総合3-2慶応」(21日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 神奈川王者の慶応は、木更津総合に敗れ、初戦敗退となった。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(2年)は2-3の八回2死走者なしの場面で代打で出場。フルカウントから三ゴロに倒れ、「チームのために形はどうでもよかったので、とにかく出塁したい気持ちで打席に立った。悔しい」と唇をかんだ。

 今春はセンバツ出場からスタメン落ちと酸いも甘いも経験。「試練を与えてもらった春。センバツで、スタメンで出ていたのが春で出られなくなって、自分への試練だと思って夏そこを克服してしっかりとチームの中心として主軸として出られるように成長したい。悔しさをバネにしないといけない」と、たくさんのことを得た。

 昨年度は単位が足らず2度目の1年生を過ごしたため、2年生ながら今夏が甲子園へのラストチャンスとなる。清原は「このチームでできるのも本当に短いので、しっかりとチームも成長して、個人でもスタメンで出て活躍して、自分が甲子園に連れて行って、甲子園で優勝するというのを目標にやることをやるだけ」と夏に切り替えた。

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