弁護士の若狭勝氏が２４日、フジテレビ系「めざまし８」で、プロ野球・西武の山川穂高選手が強制性交等の疑いで書類送検された問題について「起訴されない確率は結構高いと私は見ている」との考えを示した。

　この日は山川選手の書類送検問題を取り上げた。大のプロ野球ファンでもあるＭＣの谷原章介は「一野球ファンとして本当に残念」と肩を落とし、若狭弁護士に今後の見通しを聞いた。

　若狭弁護士は「弁護人は示談に向けて努力はするんですが、被害者が応じないこともある」とし「示談できなかった場合はどうするかというカギは、警察が書類送検する場合、警察の検察に提示する意見が『相当処分でお願いします』と検察に提示している」と「相当処分」であることとした。

　「相当処分は、検察に委ねる意味合いもあるが、警察が捜査した限り、なかなか証拠に基づいて犯罪を認定するのが難しいところがあるというニュアンスが含まれていることが多い」ともコメント。「警察の判断を尊重して判断されていくが、示談できなくても起訴されない確率は結構高いとみている」との考えも示していた。