三菱重工が大阪ガスを下し、都市対抗近畿地区第1代表の3回戦進出 ルーキー・鷲尾が公式戦2試合連続完封

 「都市対抗野球近畿地区2次予選・第1代表2回戦、三菱重工West4-0大阪ガス」(25日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 三菱重工Westは大阪ガスを下し、第1代表3回戦に進出した。入社1年目のプロ注目右腕・鷲尾昂哉投手(22)=関大=が4安打無失点で公式戦2試合連続完封。「リズムよくアウトが取れたのがよかった」と安定感抜群の投球を披露した。

 「前回とは変えずに、ゾーンで勝負することを意識しました。スプリットとフォークをゾーンに投げて、早めに追い込むことを心がけて投げていました」

 前回1日の社会人野球JABA京都大会決勝・大阪ガス戦以来となる登板。6安打完封に抑え、優勝に導いた投球を再現した。最速150キロの直球を軸に、変化球を交ぜた投球で相手打線に的を絞らせず。四回までパーフェクト投球。その後もテンポのよい投球で試合の流れを渡さなかった。

 同じチームを相手に連続完封。頼もしい右腕の姿に津野祐貴監督は「100点に近い投球をしてくれた」とたたえた。

 目指すは、ドラフト解禁年となる大卒社会人2年目でのプロ入りだ。「しっかり鍛え直して、来年が勝負なので。来年の年にベストな状態にしたい。(プロに)行きたいと思っているので、意地でも結果を残す」と鷲尾。まずは都市対抗の出場権を得るために、全力で腕を振る。

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