巨人 4連敗で虎と10ゲーム差に 原監督「もうちょっとやっぱり活発にいかないとね」
「ロッテ2-1巨人」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
相手がパに変わっても貧打は解消されなかった。ロッテ投手陣にわずか1得点に抑え込まれて今季2度目の4連敗。交流戦黒星発進となり、巨人・原辰徳監督は眉間にしわを寄せて「打線、そうね。もうちょっとやっぱり活発にいかないとね」と嘆いた。
打開策を模索し、手は打っていた。ドラフト2位・萩尾(慶大)を2戦連続で先発起用し、初めてリードオフマンに抜てきした。ただこの日に関してはうまくはまらなかった。3打数無安打2三振。新人は1点を追う三回1死一、三塁の場面で右飛に倒れたが、指揮官は「(何でもできるなら)みんな神様みたいなプレーヤーになる」と責めることはなかった。
ただ打線の沈滞ぶりは深刻だ。4連敗中はいずれも2得点以下で総得点はわずか5点。「今日のゲームの1打席、試合というものを次に全員が、つなげるようにしないといけませんね」。首位・阪神とは10ゲーム差に広がっており、交流戦中に立て直すしかない。