DeNA・今永 122球今季初完投も2被弾反省「深刻に考えないといけない」

 「楽天2-3DeNA」(30日、楽天モバイルパーク)

 122球を投げ抜いたエースの表情は、厳しいままだった。4試合ぶりの白星も、今季初完投も、DeNA・今永昇太投手にとっては反省が最優先だ。「ホームランを打たれたことを深刻に考えないといけない」。喜びよりも勝る反省が、次の1勝への力になる。

 力強い直球に、改良したチェンジアップが効いた。楽天打線を分断し続けて、9回5安打2失点。それでも二回には「失投」と振り返る高めの変化球を浅村に先制弾とされ、最も反省したのは続投となった九回だ。またしても浅村に被弾し、「チームのことを考えれば、九回の1失点は明日につながってしまう」と唇をかんだ。

 「挽回できるように」。直近3試合はふがいない投球だった。調整時間にはチェンジアップの握りに修正を加え、五十嵐スコアラーにも助言を積極的に求めた。実を結んだ今季初完投。「九回は監督が託してくれた。僕が逆転されたら監督の責任になる。そうさせないという気持ちで投げました」。エースとしての使命がある。満足するのはまだ、先だ。

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