西武 虎の勢い止められず 先発・与座わずか4球で失点 右翼席は阪神ファン大声援
「西武1-3阪神」(30日、ベルーナドーム)
8連勝中と好調な阪神の勢いに出ばなをくじかれた。西武は約3週間ぶりに先発の与座海人投手が初回先頭から2者連続で三塁打を打たれ、わずか4球で先制点を許した。続くノイジーの遊ゴロの間に三走が生還して2点目を失う。重いビハインドとなった。
交流戦開幕戦を迎えたこの日、空席が目立つ西武側の左翼席に対し、右翼席はリーグ首位の阪神ファンで埋め尽くされた。コロナ禍の規制緩和で4年ぶりに解禁された声出し応援。2020年から1軍で登板する与座にとって、阪神ファンの大声援の中で投げるのは初めてだった。
「すごい盛り上がりはあると思うけど、声出し応援になってどこも一緒かなと思う。目の前の打者に集中する」と心がけたが…。五回にも1点を失って敗れた。