勇退の侍ジャパン・栗山英樹監督「なんかちょっと寂しくなります」 後任監督についても理想言及

 プロ野球界の喫煙について語る侍ジャパン・栗山英樹監督(撮影・伊藤笙子)
 オフィシャルアンバサダーに就任し、星乃夢奈(右)から特製バットを受け取った侍ジャパン・栗山英樹監督(撮影・伊藤笙子)
 特製ユニホームに袖を通す侍ジャパン・栗山英樹監督(撮影・伊藤笙子)
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 野球日本代表「侍ジャパン」栗山英樹監督(62)が31日、都内で「令和5年度 スマートライフプロジェクト」世界禁煙デーイベントに参加。この日で、代表監督を任期満了に伴う勇退となるが、心境を問われ「なんかちょっと、さみしくなりますね」と感慨に浸る場面があった。

 栗山監督は今年3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を前に、2021年12月に代表監督に就任。エンゼルスの大谷、パドレスのダルビッシュら大リーガーの招集に尽力し、14年ぶりの世界一を導いた。

 栗山監督は優勝後の会見でも「肩書のない人に戻る」など、同大会限りで退任の意向を示していた。近日中に記者会見も開く予定。この日のイベントでは、「一応、契約は今日までなんで。監督業っていうのは契約の形なので、契約が終われば終わるというだけの話」と話しつつ、「本当に僕も国民の皆さん、ファンの皆さんと一緒で、選手たちの姿に感動しました。本当に選手達にお礼を言いたいなと思っています」と感謝も口にした。

 その上で、人選が進んでいる後任監督について「僕が言うところではないと思います」と前置きした上で、「みんなが求める、みんながどうしてもこの人にやってもらいたいという監督さんが、次やってくると思っている」と期待を寄せた。

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