高野連 夏の甲子園 新型コロナ「5類」でガイドライン廃止 対応方針を新たに設定
日本高野連は2日、大阪市内で105回全国高校野球選手権(8月6日開幕・甲子園)の臨時運営委員会を開催。新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同じ「5類」に位置づけられたことに伴い、これまで選手権大会開催にあたり定めてきたガイドラインを廃止することを発表した。
代表校が大会に出場できなくなる事態を回避するため、以下の通り対応の方針を定める。
▽入場制限について チーム関係者において、感染者が発生した場合、当該者は球場の来場を控えること。
▽チーム感染者、感染が疑われる者が発生した場合の対応 責任教師は直ちに大会本部へ連絡し、大会本部は必要に応じて専門医などの助言を仰ぐなどして対応を協議する。
▽選手変更 ①大会中に感染者、感染が疑われる者が発生した場合の選手登録変更については、当該校の試合開始2時間まで可とする。②感染者となり一旦選手登録を変更した選手でも、国が推奨する外出自粛期間を過ぎれば、再登録可。なお、感染疑いの選手が一旦登録を外れ、結果的に感染していないことが確認されれば、その時点から再登録可。再登録する場合、当該選手に代わって入った選手のみ入れ替えの対象とする。