新庄日本ハムが巨人圧倒 九回に仰天采配、二刀流矢沢を左翼→投手で無失点締め 交流戦は3勝1敗で首位

 マルティネスとタッチをする9回に登板した矢沢(撮影・佐々木彰尚)
 9回に登板した矢沢
 8回、ベンチに引き揚げる(左から)万波、江越、矢沢(撮影・佐々木彰尚)
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 「巨人2-8日本ハム」(2日、東京ドーム)

 日本ハムが13安打&8得点、3本塁打と打線爆発で巨人を圧倒した。4番・万波、5番・マルティネスの2人が猛打賞の活躍。逆輸入ルーキー加藤豪のダメ押し3号ソロも飛び出した。投げては先発の鈴木が、5回2/3を2失点と粘り、交流戦初勝利で5勝目(2敗)を手にした。

 試合は1点を追う四回、万波、マルティネスの連打などで3点を奪って逆転した。五回には2死から再び万波が左前打で出塁すると、マルティネスが7号2ランを放ってリードを広げた。

 さらに七回には加藤豪が交流戦トップタイの3号ソロ。出場全6試合で安打を放つなど、逆輸入ルーキーの存在感を見せている。さらに、八回には代打・ハンソン号ソロでダメを押した。試合前の時点で、巨人のチーム本塁打57本は両リーグトップ。長距離砲が揃う打線を相手に、お株を奪う本塁打攻勢を見せた。

 投げては先発の鈴木が今季最多の102球を投げ、5回2/3を9安打2失点と粘った。投手の横川も含めて8人の左打者を並べた巨人打線を、緩急自在の投球で幻惑。3点のリードを守ってバトンをつないだ。九回は二刀流ルーキー矢沢を左翼から投手として起用。今季2度目の登板で、無失点で締めた。

 交流戦は、前カードのヤクルト3連戦を2勝1敗と勝ち越し、この日の勝利で3勝1敗と好調。新庄ハムが台風の目になるべく、勢いに乗っていきそうだ。

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