「中日２－１オリックス」（２日、バンテリンドーム）

　中日が十一回、劇的なサヨナラ勝ち。３連勝で借金１０とした。

　十一回、２死満塁の好機。ルーキー村松が初球を思い切り振り、右前に試合を決める一打を放った。村松は５月２７日のＤｅＮＡ戦に続いて２週連続、プロ２度目のサヨナラ打となった。

　先発・小笠原が７回６安打１失点の力投。リリーフ陣も得点を与えず、勝利を引き寄せた。

　一時期の不調からチーム状態は上向き。４カード連続勝ち越しへ、あと１勝とした。交流戦は３勝１敗とし、日本ハムと並んで首位に浮上した。

　村松は「応援していただいたファンのおかげで勝つことができました。最後は腹くくって初球からいこうと。抜けてくれたが、ライトゴロの可能性もあったので最後まで走りました。水をいっぱいかけてもらって、本当にありがたい」と笑みを浮かべた。