花巻東・佐々木麟太郎 2戦で場外弾3発 高校通算133本「究極を目指して」
「招待試合、東邦4-5花巻東」「招待試合、愛工大名電25-6花巻東」(3日、小牧市民球場)
花巻東(岩手)のプロ注目スラッガー・佐々木麟太郎内野手(3年)が3日、愛知県高野連の招待試合として同県の小牧市民球場で行われた東邦、愛工大名電との2試合に出場して場外本塁打3本を放った。
愛知の強豪校を相手に2試合で計3発の場外弾。高校生No.1スラッガーの呼び声以上の結果を残したみちのくの怪物は「調子の波やムラがなくなっている部分はあるけど、まだまだ足りない。とにかく究極を目指していきたい」と飽くなき向上心を見せた。
まずは1試合目の東邦戦で2打席連発。今春センバツで2勝を挙げた強豪からの連発に「いい感じでバットが出てくれた。2本目は体が崩されずに残ってくれた」と満足そうに振り返った。
続く愛工大名電との2試合目では、四回無死一塁で逆方向への場外弾。日本ハム・清宮が早実時代に打ち立てた111本の高校通算本塁打記録をはるかに超え、記録を133本まで伸ばした。
この日は2試合で3本塁打を含む、5安打9打点と大暴れ。スタンドでは5球団8人のスカウトが驚がくの場外弾3発を見届けた。