日本ハム 新庄流“代打助っ人スクイズ”不発 前日一発のハンソンに指示「決めなアカン」
「巨人3-2日本ハム」(3日、東京ドーム)
日本ハム・新庄剛志監督(51)が悔やんだのは、同点で迎えた七回の攻撃だった。1死二、三塁の絶好機に、代打ハンソン。1-0からの2球目にスクイズを敢行。一塁線に浮いたボールは、そのままファウルとなった。
「決めてほしかったというか決めなアカン」と悔やみきれぬシーン。「ハンソンが昨日ホームラン打ってたから。あそこは必ず“打て”でしょ。そういう配球してくる」。相手ベンチの裏を突くことには成功。ただ、任務遂行はできなかった。
それでも粘りは見せた。1点を勝ち越されて迎えた九回は1死一、三塁から清水が初球スクイズを成功。そこは「一発でよく決めました」と評価する。「これは切り替えられるゲーム。明日はまた、昨日(大勝した2日)みたいな戦いができるはず」。敗戦を前向きに捉えた。