巨人・菅野が2軍戦でいきなり先頭打者弾浴びるも六回途中3安打1失点 変化球の曲がり具合を確認か

 「イースタン、日本ハム-巨人」(4日、鎌ケ谷スタジアム)

 右肘の張りのため2軍調整中の巨人・菅野智之投手が実戦復帰後2度目の先発マウンドに立った。初回、浅間に先頭打者アーチを浴びたが、5回1/3を3安打1失点に抑えた。

 いきなり2球目を右翼スタンドに運ばれた菅野。それでも表情を変えること無く、丁寧にボールを投げ込んだ。変化球の感覚をテーマに置いているかのように、曲がり幅などをじっくりと捕手のミットに入るまで確認しながらアウトを積み重ねた。

 三回に第2打席を迎えた浅間に対しては変化球でカウントを先行させ、最後は落ちるボールで空振り三振。四回1死から郡にこの試合2本目の安打となる左前打を浴びたが、後続をピシャリ。五回はわき腹痛から実戦復帰を果たした清宮を147キロで三飛に仕留めなるなど、1安打を許したが無失点に封じた。六回1死から四球を与え、球数が79球となったところでマウンドを降りた。

 右肘の張りから実戦復帰した5月28日のイースタン・ヤクルト戦では、3回3安打無失点で最速150キロの投球を披露。阿波野投手チーフコーチは「長い時間を要してここまできたわけですから、少し時間は必要かなと思います」との見通しを示しいた。

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