中日・高橋宏斗がオリ・宮城の登場曲で打席へ 登板前日に登場曲を確認されていた 宮城「まさか使うと思ってなかった」
「中日0-5オリックス」(4日、バンテリンドーム)
中日の高橋宏斗投手が粋な演出を仕掛けた。
三回2死、高橋宏の第1打席。ドームにはBEGINの「三線の花」が流れた。これは宮城の登場曲だが、右腕がサプライズで打席入りの登場曲に使ったようだ。宮城もまさかの選曲に笑みがこぼれた。2打席目も同じ曲が流れた。
2人はWBCで侍ジャパンのメンバーとして戦った。3日の練習中には談笑。宮城は「よろしくねということと、初めての打席でインコースはやめてくれ」という会話内容だったと明かしていた。
白熱の投げ合いは宮城が9回を投げ切り、完封勝利。高橋宏は7回無失点と好投したが、打線の援護に恵まれなかった。
宮城は登板後に高橋宏の選曲について「昨日、連絡が来て。『何を使ってますか』と。まさか使うと思ってなかったんですけど、優しい彼だからこそ、そういう思いがあったのかなと思います」と裏側を打ち明けた。