巨人・原辰徳監督の実母、カツヨさんが死去「自慢の母」「3代の野球人を育てた」89歳、老衰で ロッテ戦勝利の5月31日に他界
巨人は5日、原辰徳監督の実母・原カツヨ(はら・かつよ)さんが5月31日、老衰のため神奈川県大和市内の病院で死去したと発表した。89歳。
通夜(6月4日)、葬儀告別式(6月5日)は、近親者のみで執り行われた。弔問、供花、香典等は辞退される意向という。
亡くなった5月31日、巨人はナイターでロッテと対戦。原監督は公にすることなく指揮を執り、7-4で勝利した。
原監督は報道陣の取材に応じ、「妻として、母として、祖母として、3代の野球人を育てた。ケガとか健康を案じてね、特に勝利を強く願った女性でした。それが母親も誇りだったと思います」と語り、「私にとっても自慢の母である、ということですね。最後、安らかにというところでは、とても安心しています」とうなずいた。
葬儀には原監督の甥、菅野も参列。原監督は「智之もきた」と明かし、「我々が野球をやる時は正座をしながら見ていた。ありがたい」と感謝した。