「日本ハム２－３広島」（６日、エスコンフィールド）

　また打った。日本ハムドラフト３位の逆輸入ルーキー・加藤豪将内野手（前メッツ傘下３Ａシラキュース）が五回にヘッドスライディングで一塁内野安打とすると、七回には右前打。これでデビューから９試合連続安打、打率・４１７。敗戦の中で意地を見せた。

　「ヘッドスライディングしなくても気合入っています」と胸を張る。

　ドラフト入団選手による初出場からの連続安打は、すでに清宮の記録（７試合）を更新。打席に立たない試合を挟む１５年のオリックス・小田に並んだ。

　記録を更新された清宮からは祝福のメッセージ。「ＮＩＣＥ　ＯＬＤ　ＲＯＯＫＩＥ」と送られた。「“ＮＩＣＥ”だけでいいのに。なんで年齢を感じさせること書くんだろう」と、一言余計な文句に苦笑いした。

　験を担いで、ずっと同じバッティンググローブを使い続ける。「ボロボロで、周りから分かるくらい臭うんです。早く換えたいんですけど…」というのがうれしい悩み。臭気に耐えて、打ち続ける。