青学大の主将・中島、準決勝へ準備万全「自分たちの野球ができれば大丈夫」
全日本大学野球選手権は10日に神宮球場で準決勝2試合が行われる。準決勝に進出した青学大は、休養日となった9日、同大グラウンドで調整した。
雨が降っていたため、ウオーミングアップは体育館で、普段の平日練習と変わらず朝5時半から実施。その後は投手陣と野手陣で分かれて室内練習場で汗を流した。野手陣は主に打撃練習を行い、主将の中島大輔外野手(4年・龍谷大平安)は「バッティングは個人個人に任せているので各自がそれぞれ考えて取り組んでいた。いつもと全く変わらず、雰囲気はよかったです」と明かし、決戦に向けて準備は万全だ。
青学大はここまでの2試合で21安打14得点と打線が活発。投手陣も、常広羽也斗投手(4年・大分舞鶴)、下村海翔投手(4年・九州国際大付)の2枚看板を軸に安定感があり、中島は「ピッチャーがリズムを作ってくれているので打てている」と話す。
準決勝で対戦する富士大の印象については「打線の良いチーム。ここまで勝ち上がっているチームなので強いだろうなというイメージ」と主将。その上で「自分たちの野球ができれば大丈夫だと思う。明日はいつも通りの野球をして勝って決勝に進みたい」と力を込めた。