元西武のボートーレーサー野田昇吾が凱旋始球式 20年に野球引退後の異例の転身 「のだなのだ」ユニで現役時代彷彿の力投
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「西武-ヤクルト」(9日、ベルーナドーム)
2020年まで西武に所属し、現在はボートレーサーとして活躍する野田昇吾が始球式を務めた。
野田の名前がアナウンスされると、西武ファンが集うレフトスタンドからは歓迎の拍手。野田は名前の部分に「のだなのだ」、背番号はボートレーサーとしての登録番号「5259」が記されたユニホーム姿で登場。慣れ親しんだマウンドから、現役時代を彷彿とさせるアウトコースへ力強い投球を披露し、喝采を浴びた。
野田は2015年、西濃運輸からドラフト3位で西武に入団。2018年には58試合に登板し、防御率3・51、19ホールドと中継ぎとしてフル回転した。2020年に野球選手として現役を引退後、2021年にボートレーサー養成所に入所。2022年に戸田ボートレース場でボートレーサーとしてデビューした。