ヤクルト・高津監督 渋々リクエストが成功し青木の大飛球が本塁打に 1度失敗済みで後がなく審判委ねるも動かず

 6回、リプレー検証で右越えソロを認められ大喜びで駆け出す青木(撮影・開出牧)
 6回、ファウルの判定にリクエストを要求し、右越えソロをアピールする青木(撮影・開出牧)
 6回、青木(後方)に右越えソロを打たれた有原(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト-ソフトバンク」(13日、神宮球場)

 ヤクルト・高津臣吾監督がこの日2度目のリクエストを要求し、成功した。

 六回1死。青木が右翼ポールの上空を通過する大きな飛球を放った。青木は打った瞬間右手を突き出し、本塁打を確信したが塁審はファウル判定。青木は首をかしげた。

 高津監督もリクエストをしたい気持ちは山々だったが、三回に1度失敗済み。2度目の失敗の場合、この試合ではリクエストの権利がなくなるため、審判自らやってもらうよう語りかけたが審判団は動かず。渋々2度目のリクエスト権を行使した。

 審議を終え、球審がゆっくりと登場し、判定が覆りホームラン。指揮官はほっとした表情で拍手。ベンチ前で見つめていた村上は青木の背中をたたき、青木はバットを放り投げて喜び爆発。ダイヤモンドを一周し、ナインとタッチを交わした。

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