ヤクルト・高津臣吾監督 退任を発表した2学年先輩の亜大・生田監督に「素晴らしいページを作られた監督。ご苦労様でした」
「ヤクルト2-3ソフトバンク」(14日、神宮球場)
高津監督が試合後取材に応じ、安打数で上回りながらも競り負けしたことについて「ランナーがたまっても、スコアリングに行っても返せないことが続いている。考えて打線組んでいるつもりですけど結びついていない」と嘆いた。また亜大の2学年先輩で、この日退任を発表した亜大野球部・生田監督に「素晴らしいページを作られた監督。ご苦労様でした」とねぎらいの言葉を贈った。
高津監督の主な一問一答は以下の通り。
-先発・高橋投手の投球について
「全体的にばらけていましたね。粘れるところもあったんですけど、カウント不利にする場面も多かったですしストライク入るか入らないかのような勝負をしている気がしました」
-安打数は上回ったが得点圏で1本が出ない
「数字通りじゃないですか、得点圏打率は。14回で3本しか打てていない、って言ったらあれですけども。向こうも一生懸命投げてくるので難しいですけど。そこを何とかしていかないと点にもつながらない。ランナーがたまってもスコアリングに行っても返せないところが続いていますね」
-打線も試行錯誤しているが
「先週のロッテ戦、水曜日から全然点につながらなくなってしまっているので。考えながら打線を組んだり順番を変えてみたりやっているつもりなんですけど、結びついていないですね」
-長岡は3安打1打点
「彼らしいと言うか、引っ張ることもできてましたし、今日は良いバッティングだったと思います」
-小川が登録抹消。来週は試合が少ないこともあってか
「ずっとここまでローテーションを守ってやってきましたし、一度心も体もリフレッシュ、考える時間として一回抹消しました」
-母校の亜大・生田監督が退任
「現役というか学生の頃から一緒に(プレーしていました)。何度か監督になってからもお会いしましたし、亜細亜大学の長い歴史のなかで素晴らしいページを作られた監督だと思っています。ご苦労さまでしたという感じです」
-同じ監督業として感じること
「いろいろな思いを持ちながら学生を指導していたのかなと。生田さんはすごく厳しい方なので、野球以外のところもね。私生活もしっかり指導されていたのかなと思います。大変だったと思います」