日本ハム・鈴木の初安打は幻に 記念球は「ただのボールになりました」19日に中3日でリベンジチャンス?「もしあれば」

 力投する鈴木(撮影・伊藤笙子)
 初回に3点を失い、うつむきながらベンチへ戻る鈴木(撮影・伊藤笙子)
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 「DeNA(降雨ノーゲーム)日本ハム」(15日、横浜スタジアム)

 プロ初安打は幻となった。日本ハムは二回、2死一塁から先発の鈴木が右前打。一、三塁と好機を広げて加藤豪、松本剛の連続適時二塁打で同点としたが…。雨のため二回終了時で中断し、そのままノーゲームとなった。

 引き揚げる鈴木のバッグの中には記念のボール。「ただのボールになりました。一応、両親に…」と苦笑いするしかなかった。本業の投球では3失点。これも幻となり、「3失点がなくなった方がいいです」と前向きに捉えた。

 リーグトップの6勝を挙げる右腕も降雨と相手のアンダースロー対策に苦しんだ。初回、牧に3ランを浴びるなど2回で6安打された。「ベイスターズは僕に対してしっかり対策を立ててきたと感じました。狙い球とか前さばき。浮き上がる前に捉えてくる感じ」と振り返る。

 今後、他チームも参講して攻略してくるケースもある。「対策をもう1個考えないといけない。チーム自体の意図が見えた。そうなったときにどうするか。もう少しキャッチャーと詰めて話せる良い材料になった」と反省点して次に臨む思いだ。

 この日の試合は19日に行われる。鈴木にとって中3日となるが、二回で終わったことで登板する可能性も十分。「もしあれば、打に期待で。(交流戦)ラストチャンス」と正真正銘の初安打と、勝利で締めくくる思いだ。

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