長嶋茂雄氏 杉下氏を悼む「いつフォークボールが来るんだと打席で恐怖を覚えた」「大変残念」

 長嶋茂雄氏
杉下茂さん(右)と談笑する長嶋茂雄氏=2006年12月
2枚

 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が16日、「フォークボールの神様」と呼ばれた中日などで投手として活躍した杉下茂氏が97歳で死去していたとの訃報を受け、悼んだ。

 長嶋氏は「現役時代、杉下さんとの対戦ではこれは打てないなと諦めさせるようなフォークボールが印象的でした。ストレートも速く、そしていつフォークボールが来るんだと打席で恐怖を覚えたことを思い出します」と懐かしみ、「杉下さんのフォークボールは、日本球界で多くの投手の礎となったことは間違いありません」と功績をたたえた。

 さらに「1976年には巨人投手コーチとして力添えをいただき、若い選手中心の投手陣を鍛え上げて、立て直してくれました。監督とコーチの立場ではありましたが、信頼し合って一緒に優勝の喜びを分かち合うことができたのも心に刻まれています。偉大な先輩の訃報を聞き、大変残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス