高木豊氏が北別府学氏との思い出を涙ながらに語る 「あんな素敵なボールを投げる人は少ない」「球もキレッキレッだった」

 元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が17日、自身のユーチューブ「TAKAGI YUTAKA」を更新し、16日に65歳で死去した元広島の北別府学氏を悼んだ。

 現役時代に数多く対戦した先輩の訃報に接し、高木氏は普段の動画ではかぶっている帽子を取って撮影に臨んだ。

 「プロで最初の対戦の時に打てないと思った。外なんか届かないと思うぐらい精度良く来てたし、球もキレッキレッだった」と初対戦を懐かしむように振り返った。

 続けて「マウンドで気が強かったな。打席外すとムキになって怒るもん。駆け引きもできる人だった」と思い出を語り、「父の日を待たずに亡くなったんだけど、そういうことを考えるとツライなあ。あんな素敵なボールを投げる人は少なくて、一流のボールって打席に入ってみると、やっぱり違うんだよね」と涙ぐみながら言葉をつなぎ合わせた。

 北別府氏の死去が発表された当日、カープの後輩である床田が西武を5安打完封して6勝目を挙げた。「背番号が28。北別府さんが完封した数字(試合)が28なんだよ。なんかつながってるなと思ってさ」と話すと、また涙があふれていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス