巨人 交流戦Vは持ち越し 連勝6でストップ&球団通算4500敗目

 「巨人1-2楽天」(17日、東京ドーム)

 4万超のファンで膨れ上がったスタンドが、何度も大きなため息に包まれた。巨人の連勝は6でストップし、球団通算4500敗目。9年ぶりの交流戦Vは、18日以降に持ち越しとなった。

 勝負の分かれ目は1点を追う八回の攻撃。2死一、三塁で打席には大城卓が入った。その初球、代走で起用した一塁走者のドラフト4位・門脇誠内野手(創価大)がスタートを切り、二盗を試みたがアウトとなり攻撃終了。原辰徳監督は「盗塁しちゃいけないというのは全くない話。相手が上回ったというところですね」と淡々とした口調で語った。

 打線は早川に六回まで苦しめられた。直球とカットボールにてこずり、走者を出してもあと1本が出ず。楽天投手陣に1得点に封じ込められ、「1点ではね、なかなかゲームを支配するということは簡単ではないね」と振り返った。

 18日は交流戦最終戦。「心構えとしては今日と変わらない」。一戦必勝の構えで頂をつかみ取る。

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