ヤクルト 今季3度目の6連敗でワースト借金「16」 先発・小沢が力投も中継ぎが被弾 打線も得点圏で一本出ず

 6連敗に表情も暗い高津監督(撮影・三好信也) 
 1回、微妙なコースをとられ見逃しの三振にガックリうなだれる村上(撮影・三好信也) 
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 「ヤクルト0-6オリックス」(18日、神宮球場)

 救援陣が七回に崩れて6連敗。借金はワースト更新の「16」となった。

 先発は先発転向後、2戦2勝の小沢。打者に球数を稼がれながらも、根負けせずに6回98球で無失点。調子の良いオリックス打線に隙を与えなかった。

 しかし小沢から星にスイッチした七回。先頭のパ・リーグ首位打者の頓宮に均衡を破られる7号ソロを許した。そこから張り詰めた糸が切れたように安打と四球がつながり、2死満塁で福田が押し出し四球を選び追加点。続くゴンザレスが10号満塁弾で一挙6得点。オリックスファンの歓声とヤクルトファンの悲鳴がこだました。

 打線は山田がマルチ安打、さらに村上が2本の二塁打と安打で猛打賞達成など積極的にチャンスメーク。しかし9度の得点圏での打席を迎えるも、オリックス先発の宮城に翻弄(ほんろう)されて無得点。悪い流れを断ち切れなかった。

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