ソフトバンク・スチュワート624日ぶり1軍登板で来日初勝利ならず 自己最速160キロ 雄たけび&ガッツポーズ気迫実らず

 力投する先発のスチュワート(撮影・中田匡峻)
 5回を投げ終え、牧原大(左)と言葉を交わしながらベンチに戻るスチュワート(撮影・中田匡峻)
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 「阪神-ソフトバンク」(18日、甲子園球場)

 2年ぶりに1軍で登板したソフトバンクの先発・スチュワートが来日初勝利を逃した。

 2021年10月2日・オリックス戦(京セラドーム)以来、624日ぶりの1軍登板。

 初回2死で前川への5球目に、この日自己最速の160キロを計測した。直球は威力があり、序盤は大半が150キロ台後半。毎回安打を浴びながらも力でねじ伏せた。

 気迫もあふれていた。二回1死一塁は梅野を三ゴロ併殺に仕留めるとガッツポーズ。三回2死二塁で中野を一飛に打ち取ると、派手にグラブを3度たたいた。

 四回2死一、三塁は梅野を159キロの高め直球で空振り三振に仕留めると、2度も大きくほえた。

 ただ、六回1死から大山に右前打を浴びてこの試合3つ目の二盗を決められた。さらに佐藤輝に四球を与えて1死一、二塁として降板した。

 5回1/3を6安打無失点。108球を投げ、8三振を奪いながらも、来日5年目、通算12試合目の登板でも念願の初勝利はつかめなかった。

 降板後、2番手・大津がミエセスを三ゴロ併殺に仕留めると、三塁ベンチを飛び出してナインを出迎えた。

 スチュワートは2018年のMLBドラフトで1巡目(全体8位)指名を受けた逸材で、19年5月にソフトバンク入りした。

 昨季は1軍に昇格できなかったが、今季はウエスタン・リーグで4試合に登板し、防御率1・17と結果を残していた。

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