明大・村田 大学日本代表選考合宿の紅白戦で圧巻の投球披露

 第44回日米大学野球選手権大会(7月7~13日、アメリカ)に出場する大学日本代表の選考合宿第2日が18日、神奈川・平塚のバッティングパレス相石ひらつかで行われた。変則で紅白戦2試合を実施。明大・村田賢一投手(4年・春日部共栄)が2回1安打無失点5奪三振の快投で代表入りにアピールした。

 実力を存分に発揮した。紅組の3番手で五回から登板した村田は1安打無失点、5奪三振と快投。「自分のピッチングができたので、アピールはできた」とうなずいた。

 ストライク先行でリズムよく投げ込んだ。「コントロールがよかったのと、真っすぐが走っていた」と直球は自己最速を2キロ更新する150キロをマーク。五回1死からイニングをまたいで3者連続三振、六回1死二塁のピンチでも2者連続で空振り三振に斬り、圧巻の投球を披露した。

 代表入りはもちろん、NPBのスカウト陣にもアピールは成功。日本ハム・稲葉GMは「バランスがよくて両コーナーにも投げ分けられている。マウンド姿も良いし、素晴らしいピッチャー」と高評価した。

 ◆村田 賢一(むらた・けんいち)2001年8月31日生まれ、21歳。千葉県浦安市出身。181センチ、90キロ。右投げ右打ち。投手。日の出南小2年から浦安ニューラッキーボーイズで野球を始め、日の出中では東京城南ボーイズでプレー。春日部共栄では1年秋からベンチ入り。明大では1年秋からリーグ戦デビューし、4年春にベストナインを獲得。最速150キロ。

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