交流戦初V狙うDeNA 森原が神ピッチで望み繫ぐ 無死満塁で完璧火消し「0-1」敗戦なら楽天の結果待ち
「DeNA-日本ハム」(19日、横浜スタジアム)
DeNAの森原が五回、無死満塁のピンチで救援登板。無失点で切り抜ける神ピッチで、交流戦初Vに向けて望みをつないだ。
0-0で迎えたこの回、代わった三嶋がハンソンにソロ本塁打を浴び、先制点を許した。さらに無死満塁のピンチを招くなど乱調。三浦監督自らマウンドに向かい、森原が救援登板した。
このピンチで清宮を二直に抑えると、一走・上原が飛び出したのを見て、捕球した牧が落ち着いて転送。併殺を完成させた。なおも2死二、三塁のピンチでは松本剛を見逃し三振に抑えた。ベンチに戻ると右腕は絶叫。出迎えた三嶋と力強くタッチを交わした。
DeNAがこの日の日本ハム戦で勝つか、引き分けで球団初の交流戦Vが決まる。一方で敗れてしまうと、11勝7敗でソフトバンクと並ぶ。DeNAは現在=・156で、負けても1点差なら・141。2点差負けならソフトバンクが優位に立つが、「6-8」「7-9」など乱打戦になれば、DeNAが上回る可能性も残す。
優勝の可能性があるのはDeNA、ソフトバンク、楽天の3球団。勝率で3球団以上が並んだ場合には、得失点率のTQB(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)が大きい順となる。