東洋大姫路のコーチが不適切指導で2カ月の謹慎処分 聖望学園は顧問など4人に謹慎処分 日本学生野球協会・審査室会議
日本学生野球協会の審査室会議が23日、都内で開かれ、高校11件、大学1件の処分を決めた。
高校は、東洋大姫路(兵庫)のコーチは部内体罰と報告義務違反と不適切指導により、5月19日から7月18日まで2カ月の謹慎処分。豊田大谷(愛知)は、3年生部員から下級生部員への部内暴力が発覚し、6月7日から7月6日まで1カ月の対外試合禁止となった。
昨夏の甲子園に出場した聖望学園(埼玉)は、顧問が部内暴力と報告義務違反で昨年10月22日から12月21日までの2カ月、部長が部内体罰と不適切行為と報告義務違反で昨年10月22日から今年2月21日までの4カ月、コーチは部内暴力と不適切行為と報告義務違反で昨年10月22日から今年1月21日までの3カ月、別のコーチも暴言と部内暴力と不適切行為と報告義務違反で昨年12月22日から今年3月21日まで5カ月と、それぞれ謹慎処分が下された。
大学は京産大が20年に当時のコーチが暴力を行っていたことが発覚。今年の6月15日から9月14日まで3カ月の謹慎処分となった。