今春の近畿王者・智弁学園 夏初戦の相手決定 主将は「一戦一戦」と意気込む 天理は奈良大付と激突
第105回全国高校野球選手権奈良大会の組み合わせ抽選が23日に行われた。
今春の近畿大会を制し、2年ぶりの夏の甲子園を目指す智弁学園は、7月16日の2回戦で香芝と対戦する。高良鷹二郎主将(3年)は「チームの状態を良くして挑みたい。甲子園に出ることが一番の目標。一戦一戦、力強い打球を徹底してやっていきたい」と意気込んだ。
連覇を狙う天理は、同10日の2回戦で奈良大付と戦う。春季大会の初戦でも対戦した相手に下林勇希主将は「(リベンジしてくる)気持ちに勝たないと夏は勝てない。引くことなく、自分たちも向かっていきたい」と力を込めた。
選手宣誓を行うのは青翔・関西中央・二階堂・奈良南の合同チームの主将・杉田悠真(3年)だ。くじを引き当てた瞬間は「あ、引いちゃったと思った」と笑った。関西中央は来春に他校との合併が決まっており、この校名で戦う最後の夏となる。「感謝の気持ちを込めて締めくくりたい」と力強く語った。
大会は7月8日に佐藤薬品スタジアムで開幕。決勝は7月28日に同球場で予定されている。